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この作品は、石田 衣良さん初の新聞連載なのだそうです。 主人公、中道良太は25歳。地方都市の名門公立小学校5年3組の先生です。 熱すぎない、気負いがない、普通・・・でも、一番大切な、子供の心に寄り添うことのできる感覚をしっかり持っていて、人間としてとても好感のもてるキャラでした。 完璧な教師と周りの評価も高い染谷先生が、リョウタのすばらしさを認めサポートしていく気持ちが凄く分かりました。私も、染谷先生の目線でリョウタ君を見守りながら読んでいましたから(^o^) 4章のエピソードは、それぞれ今、もっとも教育界で問題になっている事象ばかりが取り上げられていました。 1章「四月の嵐」は、何度も息苦しさに教室を飛び出してしまう少年の苦悩 親の立場でこの話を読むと、自分も同じ過ちを犯していないか、自問自答してしまいました。 子の心親 知らずなのかなあ。子供の方がよっぽど親を見切っていますよね。 でも、立場は限りなく弱い。 2章「七月の冷たい風」は、教師間のいじめで不登校になってしまう同僚教師の話 つい最近私も似たような体験をしたばかりなので、読んでいて辛かったなあ。 3章「十二月、みんなの家」は、自宅に放火した疑いをかけられた子の話。 ラスト、みんなの家のタイトルの意味が分かります。このエピソードが一番好きでした。 4章「三月、クラス競争の終わり」は、担任教師の評価につながる、クラスの成績競争の行方。 リョウタ先生の英断に乾杯!!最後は、ちょっと熱血タイプに変身?\(^O^)/ リアルな中にも、石田さんらしいキャラクター設定が、ちょっぴり息抜きをさせてくれて、一気に読まされてしまいました。ともすれば、気持ちがえぐられそうなエピソードばかりですが、読み終わった後には爽やかな感動が残ります(^^) 5年3組リョウタ組
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